天然ビタミンと合成ビタミンの違い

天然ビタミンと合成ビタミンの違い

ビタミンには天然ビタミン合成ビタミンがあります。

 

 

天然ビタミンは体に良く、
合成ビタミンは体に良くないというイメージがあります。

 

 

しかし、天然だからといって
体にいいものばかりであるかというとそうでもありません。

 

 

実際は天然の毒物、劇物も自然界にはたくさん存在しています。

 

 

人の体は、分子構造が同じである限り
天然物と合成物を区別することができません。

 

 

水溶性のビタミンは分子構造が簡単なので、
天然ビタミンと全く同じような分子構造の合成ビタミンを作ることができます。

 

 

そのため、人の体では天然か合成か判断できませんので、
水溶性ビタミンが同じように体内で働くことができます。

 

 

しかし、脂溶性のビタミンの場合は
分子構造が複雑であるため、合成では作ることが困難です。

 

 

そのため、天然と同じ脂溶性ビタミンはつくることができません。

 

 

脂溶性ビタミンについては、天然物を摂取するようにしましょう。

 

 

ちゃんとしたメーカーのサプリメントであれば
脂溶性ビタミンについては天然物を使っているので、
成分表を一応確認してから利用しましょう。

 

 

ちなみに、一般的に利用されている
合成ビタミンの製法の例を見てみましょう。

 

 

ビタミンC(アスコルビン酸)については、
分子的に近いでんぷんや植物などを材料に
発酵や添加などの過程を経て生成させています。

 

ビタミンB1(チアミン)については、
化合物に過酸化水素水などを添加する酸化反応から生成されます。

 

ビタミンA(レチノール)については、
アルコールや油に近い物質を凝縮させたり、反応させる過程から生成されます。

 

 

◆天然ビタミンの特徴
・製造法は、天然の動植物の組織から抽出されます。
・コストは、天然の素材を利用するため高価格になる。
・長期間とる上で安全で効果的。
・天然の分子なので、細胞に吸収しやすい。
・主に予防目的。

 

◆合成ビタミンの特徴
・製造法は、分子構造を変え、化学的に生成される。
・コストは、大量生産できるため低価格。
・大量にとると効果的。
・分子が大きいため細胞に適応できず、吸収が悪い。
・医薬品としての利用され、脚気や壊血病、夜盲症などを短期的に回復できる。