水溶性ビタミンの過剰摂取と副作用

水溶性ビタミンの過剰摂取の副作用

水溶性ビタミンの過剰摂取の副作用

水溶性ビタミンの過剰摂取の副作用

水溶性ビタミン過剰摂取による副作用はあるのでしょうか?

 

 

水溶性ビタミンであるビタミンB群やビタミンCは
大量に摂取したとしても、余計な分はすぐに尿で排出されます。

 

 

そのため、過剰症の心配はなく、
ビタミン剤のボトルをイッキ飲みしない限り大丈夫です。

 

 

しかし、ビタミンB6の場合は
神経障害を起こす可能性がありますので、摂取量には気をつけましょう。

 

 

また、ビタミンCの場合は、
過剰摂取するとシュウ酸の血液濃度が高くなり、
結石の原因になるといわれています。

 

 

ただし、この場合は、特に腎臓障害の人が
過剰摂取したケースであり、通常の人であれば問題はありません。

 

 

また、ビタミンCの過剰摂取の目安として、摂取後に下痢をする場合があります。

 

 

この場合は、ビタミンCの摂取量を減らすと治まります。

 

 

一方、水溶性ビタミンの過剰摂取を利用して、利尿作用によりむくみを取ることができます。

 

 

水溶性ビタミンを大量に摂取すると体内の余計な水分を排出することができます。

 

 

むくみがひどい時や、一時的に体重を減らしたい時にはいいでしょう。

 

 

◆水溶性ビタミンの過剰摂取による副作用のまとめ

 

ビタミンB1、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチンについての過剰症は報告されていません。

 

しかし、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸については、
サプリメントなどで大量摂取する場合の過剰症が、稀に起こる可能性があります。

 

・ビタミンC

1000rを超える摂取で下痢を起こす可能性がある。
空腹時に2000r以上の摂取でごくまれに吐き気をもよおす。
尿の潜血反応に影響があったり、尿路結石になる可能性があります。

 

・ビタミンB2

しびれや痒みが出ることがあります。

 

・ビタミンB6

1日200〜500mgの過剰摂取を続けた場合、
手足のしびれや痛みなどの神経障害や感覚障害、腎臓結石ができる可能性があります。

 

・ナイアシン

皮膚の炎症、全身の痒みや顔面紅潮、ヒリヒリ感が出る場合があります。
過剰症が進むと嘔気、嘔吐、便秘、下痢の症状や肝機能障害、
劇症肝炎を起こす危険性もあります。

 

・葉酸

発熱、じんましん、神経障害、さらに過剰摂取続くと亜鉛の吸収が悪くなり、
味覚障害などが出現する可能性があります。