パントテン酸の副作用と効果・効能
パントテン酸の副作用と効果・効能
パントテン酸の副作用と効果・効能をみてみましょう。
◆パントテン酸とは
パントテン酸は水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB郡の仲間でもあります。
またの名を、ビタミンB5といいます。
パントテン酸はギリシャ語で「いたるところにある」という意味で、
動物性から植物性まで広く食品に含まれます。
また腸内細菌によっても合成されるので
通常では欠乏することはほとんどありません。
◆パントテン酸の副作用
パントテン酸の過剰摂取による副作用は、ほとんど報告されていません
摂り過ぎたパントテン酸は、すぐに尿として排泄されるので
過剰症の心配はなく、多めに摂った場合でも特に問題ありません。
◆パントテン酸の効果・効能
パントテン酸は、糖質、脂質、タンパク質の代謝を活発にして
エネルギーを生産する効果・効能があります。
また、善玉コレステロールを増やしたり、
免疫抗体の増加させたりする効果・効能もあります。
その他、抗酸化作用や抗ストレス作用、美肌効果、髪を美しく保つ効果、
性ホルモンなどや神経伝達物質であるアセチルコリンの合成にも関わります。
◆パントテン酸が不足すると
パントテン酸は食品に含まれていて、
さらに腸内細菌の働きによって体内でもつくり出すことができます。
そのため、欠乏症はほとんどありません。
しかし、抗生物質を服用している場合、
腸内細菌が働くことができず、パントテン酸が不足する恐れがあります。
パントテン酸が不足すると疲労感や頭痛、成長の停滞、
手や足のしびれ、灼熱感、食欲不振、副腎傷害、
頭痛、不眠、食欲不振、手足の知覚異常を起こすことがあります。
◆パントテン酸を多く含む食品
パントテン酸は、鶏レバー、鶏ささ身、納豆、
イクラ、明太子、卵黄、ナッツ類、モロヘイヤ、アボカドなどに含まれています。